石金 金澤石材 墓石 山形 遺品整理

おたより

石金 金澤石材石金 金澤石材

石金 金澤石材 > おたより

オープン一周年記念春の感謝祭のお知らせ

久しぶりの更新になってしまいましたが、本日より心機一転、少しずつではありますがお便りの方更新していきますので宜しくお願い致します。

 話は変わりますが、石金 金澤石材は、昨年三月にショールーム・事業本部を尾花沢市にオープンさせて頂きました。

 

地域の皆様をはじめ、たくさんの方にご来店いただき、来月3月10日オープン一周年を迎えます。

それに伴い、3月1日よりオープン一周年春の感謝祭を行う事になりました。

詳細の方決まりましたら、又お知らせしますので宜しくお願い致します。

           

今年最後の

本日、今年最後の納骨の式でした。
実は10月中の完成を依頼されていたのですが、
私の力不足の為、11月後半の完成になってしまいました。

事情を説明し、約一ヶ月の工期延長を笑顔で快諾して頂いた
施主様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今年もご縁に恵まれたことに深く感謝しています。

 

桜御影石(さくらみかげいし)

先週、法要を終えたお墓です。
パティシエをなさっている施主様のご要望で、
華やかなお墓との事でしたので、
使用する石を「桜御影石(さくらみかげいし)」で
ご提案させていただきました。

名前の通り、淡い桜色をしたこの石は
華やかさの中にも品があり柔らかさをイメージさせます。

デザイン、色合いとも大変ご好評をいただきました。


出会いとご縁

石金 金澤石材を立ち上げ、初めてお墓を建立させて頂いた際に、
墓地の隣にある畑に毎日通うおばあさんと仲良くなりました。

毎日いろんな話をしていくうちに、
「本当は、おらいでもお墓直したいんだ。使える石は使って直したいんだ…」
という想いをお伺いしました。
「んだら、ほん時は、声かげでけろな」
と名刺をお渡ししました。

それから約三年がたった今年のお盆前、
おばあさんの息子さんからお電話を頂きました。

「家のばあさん、春に亡くなったんだず。お墓直すときは
 金澤さんさお願いすろなって言って名刺貰ってたんだっけ。
 家のお墓直してもらわんねべが」


ありがたいことに、毎日忙しくさせて貰っている中で、
おばあさんの事は近くに行ったときに思い出す程度でした。

しかし、おばあさんは私の事を覚えていて下さり、
息子さんからお電話を頂いた時は、
嬉しいような悲しいような…複雑な思いでした。

息子さんからは「全て新しく…」とご依頼頂きましたが、
おばあさんの想いを伺っていたので、
使える石は生かして施工させて頂きました。

四つ組、香呂、花立は、山形が誇る最高級石の蔵王石。
元々使われていた石は、クリーニングで生き返りました。


先日、納骨を終え、ご遺族の方々にご満足頂くことができました。

人との出会い、ご縁を痛感したお仕事でした。

施工前の画像で、一番上の石がないのは、おばあさんの想いを推し量るばかりに、
フライングしてしまった私の気持ちです(笑)




最後のやさしさを

6月に旦那様を亡くされた方より、「お盆までお墓作れますか?」と問い合わせ頂きました。かなり厳しい日程でしたが、先日無事に開眼、納骨を終えることができました。

「父には、立派なお墓に入ってもらいたい」という息子さんの想いをお聴きし、石塔はインドクンナム、1尺二寸角を使用しました。土台の石とのバランスもよく、重厚感があり見栄えするお墓が完成しました。

納骨後、私の手を取り、涙ながらに感謝の言葉をくださる奥様のお姿に、
この仕事の魅力を、再認識させられました。

石金 金澤石材Copyright © ISHIKANA KANAZAWASEKIZAI All Rights Reserved.