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最近の石金 金澤石材!

久々の更新になってしまいましたが、石金 金澤石材コロナウイルスに負けず、スタッフ全員全力で頑張っております。

それでは、最近のお仕事させて頂いた工事紹介させて頂きます。

 

村山市から山形市に移転工事させて頂いた、K田家のお墓です。

まだ使える石は高圧洗浄機で洗浄して、再度建立させて頂きました。

先日お引渡しさせて頂いた際、驚きの出来事が!私が打ち合わせさせて頂いていたのがK田家のおじいちゃんでしたので、息子さんご夫妻とはお引渡し時に初めてお会いしたのですが、なんと息子さんは、私の子供が通っている床屋のマスターでした!

そしてその奥様は、私が幼少の頃通っていた床屋さんで修行していたかたでした。

「小さい頃、お兄ちゃん達と来るっけもんね」

なんとうれしいような、恥ずかしいような…。三十年以上も前の事を覚えていてくれた事に大変感激し、やはり仕事はいろんな人とのご縁だと改めて思わさせられた、お仕事でした。

                                                                       

                着工前

                                                                     

 

                リフォーム後

 

寒河江市にてお仕事させて頂いたA蒲家のお墓です。

全て解体して、ベースコンクリートから作らせて頂きました。ブロック部分だった部分を、山形が誇る蔵王石に変え、前のフロアー部分は古い家の土台石に使われていた石を使用しました。

解体、復元した部分は相当苦労しましたが、何とか復元する事ができました。

目地をつけるな、セメントを表に出すなという指示でしたので一つ一つ叩きながらの作業でした。仕上がりを見た施主様には、

「こんなに良くなるとは思わなかった」

最大の誉め言葉頂きました。有り難うございました。

 

他のお仕事もありますが、今回はこの二件のお仕事お知らせさせて頂きました。

お盆まであと、一か月ちょっとですが、暑さに負けず、コロナに負けず、スッタフ全員で頑張ります!

宜しくお願いします。

 

今年最後の

本日、今年最後の納骨の式でした。
実は10月中の完成を依頼されていたのですが、
私の力不足の為、11月後半の完成になってしまいました。

事情を説明し、約一ヶ月の工期延長を笑顔で快諾して頂いた
施主様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今年もご縁に恵まれたことに深く感謝しています。

 

桜御影石(さくらみかげいし)

先週、法要を終えたお墓です。
パティシエをなさっている施主様のご要望で、
華やかなお墓との事でしたので、
使用する石を「桜御影石(さくらみかげいし)」で
ご提案させていただきました。

名前の通り、淡い桜色をしたこの石は
華やかさの中にも品があり柔らかさをイメージさせます。

デザイン、色合いとも大変ご好評をいただきました。


出会いとご縁

石金 金澤石材を立ち上げ、初めてお墓を建立させて頂いた際に、
墓地の隣にある畑に毎日通うおばあさんと仲良くなりました。

毎日いろんな話をしていくうちに、
「本当は、おらいでもお墓直したいんだ。使える石は使って直したいんだ…」
という想いをお伺いしました。
「んだら、ほん時は、声かげでけろな」
と名刺をお渡ししました。

それから約三年がたった今年のお盆前、
おばあさんの息子さんからお電話を頂きました。

「家のばあさん、春に亡くなったんだず。お墓直すときは
 金澤さんさお願いすろなって言って名刺貰ってたんだっけ。
 家のお墓直してもらわんねべが」


ありがたいことに、毎日忙しくさせて貰っている中で、
おばあさんの事は近くに行ったときに思い出す程度でした。

しかし、おばあさんは私の事を覚えていて下さり、
息子さんからお電話を頂いた時は、
嬉しいような悲しいような…複雑な思いでした。

息子さんからは「全て新しく…」とご依頼頂きましたが、
おばあさんの想いを伺っていたので、
使える石は生かして施工させて頂きました。

四つ組、香呂、花立は、山形が誇る最高級石の蔵王石。
元々使われていた石は、クリーニングで生き返りました。


先日、納骨を終え、ご遺族の方々にご満足頂くことができました。

人との出会い、ご縁を痛感したお仕事でした。

施工前の画像で、一番上の石がないのは、おばあさんの想いを推し量るばかりに、
フライングしてしまった私の気持ちです(笑)




最後のやさしさを

6月に旦那様を亡くされた方より、「お盆までお墓作れますか?」と問い合わせ頂きました。かなり厳しい日程でしたが、先日無事に開眼、納骨を終えることができました。

「父には、立派なお墓に入ってもらいたい」という息子さんの想いをお聴きし、石塔はインドクンナム、1尺二寸角を使用しました。土台の石とのバランスもよく、重厚感があり見栄えするお墓が完成しました。

納骨後、私の手を取り、涙ながらに感謝の言葉をくださる奥様のお姿に、
この仕事の魅力を、再認識させられました。

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